こんにちは、かんすけ(@kansukesite)です。
ジュニアNISAで教育資金を貯めたいけど損しないか不安で。
私の運用実績とメリットや注意点について説明するね。
- 他の人のジュニアNISAの運用実績が知りたい
- ジュニアNISAで教育資金を貯めたいけど、損しないか不安
- 今からジュニアNISAを始めるのは遅くない?
ジュニアNISAは5年間運用益が非課税となる制度ですが、子供が18歳になるまで原則払い出しができないというデメリットがありました。
しかし、2023年12月で廃止となり2024年以降は自由に払い出しができるようになり、使い勝手がよくなりました。
知らないともったいないです。
私は5歳と1歳の子供がおり、2021年12月からジュニアNISAで毎月5万円を積み立てています。2022年7月31日の時価評価額は414,586円で損益は+14,586円です。
そこでこの記事では、2022年7月のジュニアNISAの運用実績とこれまでの推移についてご紹介します。
- 2022年7月のジュニアNISAの運用実績とこれまでの推移
- 私が銘柄選びで意識したこと
- 今からジュニアNISAを始めるメリットや注意点
- ジュニアNISAに向いている人
- 私が楽天証券でジュニアNISAを始めた理由
この記事を読むと、ジュニアNISAについて8ヵ月間の運用実績と今から始めるメリットや注意点が全て分かり、自分が始めるべきかわかります。
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【ジュニアNIS【ジュニアNISA・ブログ】S&P500で運用した実績を公開(2年5ヶ月目・2024年4月)
ジュニアNISAの運用実績をブログで公開(2022年7月)
長男のジュニアNISA 運用実績(8ヵ月目、5歳)
長男のジュニアNISAの運用実績は以下となります。
開始月 | 2021年12月 |
積立期間 | 8ヵ月 |
積立額 | 25,000円/月 |
銘柄名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
銘柄種別 | インデックスファンド |
管理費用 | 0.0968% |
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 (前月比) |
2021年12月 | 25,000円 | 25,295円 | +295円 |
2022年1月 | 50,000円 | 45,471円 | -4,529円 |
2022年2月 | 75,000円 | 69,284円 | -5,716円 |
2022年3月 | 100,000円 | 105,092円 | +5,092円 |
2022年4月 | 125,000円 | 129,122円 | +4,122円 |
2022年5月 | 150,000円 | 143,341円 | -6,659円 |
2022年6月 | 175,000円 | 174,044円 | -956円 |
2022年7月 | 200,000円 | 207,293円 | +7,293円 (+8,249円) |
2022年7月31日は時価評価額は207,293円です。運用損益は+7,293円(前月比:+8,249円)と前月を上回りました。
長女のジュニアNISA 運用実績(8ヵ月目、1歳)
長女のジュニアNISAの運用実績は以下となります。開始月、積立期間、積立額、銘柄は長男と全く同じ内容です。
開始月 | 2021年12月 |
積立期間 | 8ヵ月 |
積立額 | 25,000円/月 |
銘柄名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
銘柄種別 | インデックスファンド |
管理費用 | 0.0968% |
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 (前月比) |
2021年12月 | 25,000円 | 25,295円 | +295円 |
2022年1月 | 50,000円 | 45,471円 | -4,529円 |
2022年2月 | 75,000円 | 69,284円 | -5,716円 |
2022年3月 | 100,000円 | 105,092円 | +5,092円 |
2022年4月 | 125,000円 | 129,122円 | +4,122円 |
2022年5月 | 150,000円 | 143,341円 | -6,659円 |
2022年6月 | 175,000円 | 174,044円 | -956円 |
2022年7月 | 200,000円 | 207,293円 | +7,293円 (+8,249円) |
長男と同様に2022年7月31日は時価評価額は207,293円です。運用損益は+7,293円(前月比:+8,249円)と前月を上回りました。
2人分のジュニアNISA 運用実績(8ヵ月目)
長男と長女の2人分を合わせたジュニアNISAの運用実績は以下となります。
開始月 | 2021年12月 |
積立期間 | 8ヵ月 |
積立額 | 50,000円/月 |
銘柄名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
銘柄種別 | インデックスファンド |
管理費用 | 0.0968% |
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 (前月比) |
2021年12月 | 50,000円 | 50,590円 | +590円 |
2022年1月 | 100,000円 | 90,942円 | -9,058円 |
2022年2月 | 150,000円 | 138,568円 | -11,432円 |
2022年3月 | 200,000円 | 210,184円 | +10,184円 |
2022年4月 | 250,000円 | 258,244円 | +8,244円 |
2022年5月 | 300,000円 | 286,682円 | -13,318円 |
2022年6月 | 350,000円 | 348,088円 | -1,912円 |
2022年7月 | 400,000円 | 414,586円 | +14,586円 (+16,498円) |
2022年7月31日は時価評価額は414,586円です。運用損益は+14,586円(前月比:+16,498円)と前月を上回りました。
米国の金利上昇や景気後退懸念などで不安定な相場が続いていますが、2022年6月と比べて上昇しました。
ジュニアNISAの銘柄選びで意識したこと
子供が18歳まで非課税で運用できるため、長期的に伸びている銘柄を選ぶことを意識しました。
私が積み立てている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はS&P500指数と同じ値動きを目指す銘柄です。
- S&P500とは
- アメリカの代表的な株価指数です。ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を指数化したものです。分かりやすく言えば「アメリカの主要企業500社」に投資していることになります。
S&P500の過去推移となります。
過去実績を見ると一時的な下落はありますが、長期的には伸びています。そのため「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選ぶことにしました。
過去実績であって今後の株価上昇を保障するわけではありません。
ジュニアNISAを2022年から始めるメリット
今からジュニアNISAを始めるメリットは以下です。
- 2024年以降の払い出しが自由にできる
- 2024年以降も18歳まで非課税で運用できる
2024年以降の払い出しが自由に出来る
2023年12月でジュニアNISAが廃止となり、2024年以降は自由に払い出しが出来るようになります。
これまでは原則子供が18歳になるまで払い出しすることが出来ませんでした。
2024年以降は例えば子供が私立高校に行くこととなり、急遽学費が必要となった場合でもジュニアNISAを払い出して学費をまかなうことが出来ます。
私がジュニアNISAを始めた1番の理由です。
2024年以降も18歳まで非課税で運用できる
ジュニアNISAが廃止となる2024年以降も18歳まで非課税で運用できます。私の場合は開始時の年齢は長男が4歳、長女が0歳です。非課税期間は最大で長男は14年、長女は18年となります。
年齢(開始時) | 非課税期間 | |
長男 | 4歳 | 14年 |
長女 | 0歳 | 18年 |
運用期間が長くなればリスクを軽減することができます。
これまではジュニアNISAに加入するつもりはありませんでしたが、廃止が決まったことで加入を決めました。
ジュニアNISAの注意点
ジュニアNISAの注意点は以下となります。
- 2024年以降は新しく購入することができない
- 解約する場合は一括で全額払い出しする必要がある
- 2024年以降は継続管理勘定にロールオーバー手続きが必要
2024年以降は新規購入することができない
2024年以降は18歳まで非課税で運用できますが、新しくジュニアNISAを購入することはできません。
ジュニアNISAの上限額は年間80万円です。これから始める場合は2023年までの2年間で合計160万円が上限となります。
上限の160万円利用したい場合は、今年中には始める必要があります。
解約する場合は一括で全額払い出しする必要がある
2024年以降も自由に解約して払い出しできますが、全額払い出しする必要があります。一部のみ払い出しすることは出来ないため、注意が必要です。
高校受験のための塾に通う費用、私立中学や高校の授業料等は現金等で準備しておいた方が良いです。
2024年以降は継続管理勘定にロールオーバー手続きが必要
2024年以降も非課税で運用するには、継続管理勘定にロールオーバー(非課税期間延長)手続きが必要です。手続き方法は各金融機関によって異なります。
楽天証券の場合は、書面で手続きが必要です。手続きがない場合は自動で特定口座に払い出しされます。
ジュニアNISAに向いている人
以下に該当する場合はジュニアNISAで教育資金を貯めることをオススメします。
- 既につみたてNISAを満額していて投資余力のある人
- 子供の年齢が小さい方
既につみたてNISAを満額していて投資余力のある人
つみたてNISAを満額の年間40万円(夫婦の場合は2人で年間80万円)していて、さらに投資に回す余力がある方はジュニアNISAを始めるべきです。
なお、つみたてNISAを満額していない方はつみたてNISAを優先すべきです。
項目 | つみたてNISA | ジュニアNISA |
対象者 | 日本に居住する20歳以上の方 | 日本に居住する0歳から19歳の方 |
年間非課税額 | 40万円/年 | 80万円/年 (購入は2023年12月まで) |
総非課税額 | 800万円 | 400万円 (2022年から始めると160万円) |
非課税期間 | 20年 | 5年 (2024年以降は子供が18歳まで) |
払い出し | 全額または一部でも可能 | 子供が18歳になるまで不可 (2024年以降は全額のみ可能) |
つみたてNISAは非課税期間が20年と長期運用でき、総非課税額も800万円です。
また、年間非課税額はつみたてNISAは40万円/年、ジュニアNISAは80万円/年でジュニアNISAの方が多いです。
しかし、ジュニアNISAを今から始めた場合は2023年12月までの2年で最大160万円までしか購入できません。
つみたてNISAの方がメリットが多いです。
『私のつみたてNISAの運用実績や推移・おすすめの証券会社を知りたい方はこちら』
↓↓↓
子供の年齢が小さい方
子供の年齢が小さい方はジュニアNISAを始めることをオススメします。2024年以降は18歳まで非課税で運用できるため、長期間の運用が可能です。
但し、つみたてNISAを満額していない方は先につみたてNISAを始めるか積立額を増やす方が良いです。
楽天証券でジュニアNISAを実施
ジュニアNISA口座は楽天証券を選びました。理由はリアルタイム入金を利用すれば親名義の楽天銀行口座から子供の楽天証券口座に直接資金を入れることができるためです。
子供の銀行口座を作る必要がないため便利です。但し、払い出しする際は子供の銀行口座を作る必要があります。
「お金の大学」はお金の入門書
YouTubeのチャンネル登録数が約195万で「人生を豊かにするために必要な知識」を配信しているリベラルアーツ大学両学長が書いた書籍です。
ジュニアNISAやつみたてNISAなど資産運用のことを含め、お金に関する5つの力について書かれています。
- 貯める(支出を減らす力)
- 稼ぐ(収入を増やす力)
- 増やす(資産を増やす力)
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ジュニアNISAの運用実績のまとめ
今回は2022年7月のジュニアNISAの運用実績をご紹介しました。
2022年7月31日の子供2人分を合わせた時価評価額は414,586円です。運用損益は+14,586円(前月比:+16,498円)と前月を上回りました。
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 (前月比) |
2021年12月 | 50,000円 | 50,590円 | +590円 |
2022年1月 | 100,000円 | 90,942円 | -9,058円 |
2022年2月 | 150,000円 | 138,568円 | -11,432円 |
2022年3月 | 200,000円 | 210,184円 | +10,184円 |
2022年4月 | 250,000円 | 258,244円 | +8,244円 |
2022年5月 | 300,000円 | 286,682円 | -13,318円 |
2022年6月 | 350,000円 | 348,088円 | -1,912円 |
2022年7月 | 400,000円 | 414,586円 | +14,586円 (+16,498円) |
今からジュニアNISAに加入するメリットは以下です。
- 2024年以降の払い出しが自由にできる
- 2024年以降も18歳まで非課税で運用できる
また、ジュニアNISAには以下注意点もあります。
- 2024年以降は新しく購入することができない
- 解約する場合は一括で全額払い出しする必要がある
- 2024年以降は継続管理勘定にロールオーバー手続きが必要
以下に該当する方はジュニアNISAに向いています。
- 既につみたてNISAを満額していて投資余力のある人
- 子供の年齢が小さい方
メリット、デメリットを考慮してジュニアNISAを始めましょう。
ジュニアNISAの廃止が決まる前は始めるつもりはありませんでしたが、廃止決定後はメリットが大きいため始めました。
また、私は1馬力35歳で2000万円の資産を貯めることができました。その「ロードマップ」や「利用したアイテムやサービス23個」については以下で解説しています。
つみたてNISAなどのジュニアNISA以外の「全資産運用の実績」については以下記事に纏めています。